「ウエルネス@タイムス」第19号 ヘッドライン
上京した際、知人に会ったところ、ロシアの「プーチンから来た」という年賀状を見せ
られました。
直接の知り合いではなくても、そこそこ有名人のため、年賀状などいろんなものが届く
のだと言います。プーチンからの年賀状もそんな一つで、彼の顔写真を示して「少年時代
にすごく大きな心の傷を受けた、そんな表情をしている」と語っていました。
その思いが彼の現在を形作っているというわけで、ロシアのウクライナ侵攻も不思議な
できごとではないということです。ちなみに年賀状には、次のように書かれています。
「この度は悪質なる侵略戦争を行い、誠に申し訳ありませんでした。私はウクライナに謝
罪し、即刻辞任いたします。早く平和な世界になります様、心よりお祈り申し上げます」
とあります。元旦から2か月近く経ちますが、いまだ戦争は続いてます。
もちろん、年賀状が本人のものかどうか確かめようもありません。フェイクニュースが
世界を席巻する中で、嘘でも楽しいニュースと受け止めるしかありません。
日本では、およそ考えられないような事態が進行しているのが、世界の現実です。
すっかり貧乏国に転落したと言われながら、表向き平和な日本では、例えば上野の東京
都美術館が「エゴン・シーレ展」で賑わっています。
銀座「三越」の「アートアクアリウム美術館」では、木村英智氏の金魚アート「アート
アクアリウムのお正月」が開催中でした。
以前、木村氏の趣味であるクラシックカーの関係もあり、縁が深いイタリアその他ヨー
ロッパで、アクアリウム展を開催する動きがあったという話を聞いたことがあります。
そのとき、問題になったのが、どれだけの人が1000円なり1500円を払って、金
魚アートを見に来るかということでした。
結局、イベントは見送られることになったのですが、日本では成立する文化イベントが
、実は海外ではそう簡単にはできないということです。
自虐史観同様、いまの日本の現状を「貧しい」とする悲観的な捉え方が、メディアでは
目につきますが、実際には他国にはない平和と安全な日本社会の日常があります。
マイナス面ばかりではなく、世界とは異なる日本の和と伝統文化の在り方を、明るいニ
ュースとして、世界に届けるべきではないかという思いになります。
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「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必
要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考えた・生き方です。
もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)
に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生
活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。
広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも
含めた考え方・生き方を言います。
「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役
立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。
ひとりシンクタンク2010 代表
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