「ウエルネス@タイムス」第20号 ヘッドライン
人間、長く生きていると、いろんなことがあります。
当たり前に増えているものの一つが、訃報です。
2023年3月18日には、立教大学の12号館で「住谷一彦先生を偲ぶ会」が行われ
たため、雨の中駆けつけました。
「ウエルネス@タイムス」編集子の学生時代は、70年安保の時代とあって、学園紛争華
やかなりし時代でした。そんな中での学生生活の大半は、クラブ活動とマージャン等のつ
きあい、ゼミでの思い出ということになります。
もっとも影響を受けたのは、住谷ゼミでの2年間です。
元同志社総長の経済学者・住谷悦治氏を父親に持つ学者一家に生まれた先生は、東大の
大塚久雄門下生として、マックス・ヴェーバーの研究者として、立教時代にはドイツのケ
ルン大学に客員教授として1年間ほど渡っています。享年97歳ですから、十分長生きで
す。
われわれの時代のゼミ生は11名のうち、すでに4人が鬼籍に入っています。
先生の業績を記した資料の他、思い出を伝える「海軍予備学生だった頃」という文章が
入っていました。旅順での厳しい訓練の後、帰国命令が出て特攻隊を志願しています。
先生の思い出を語る中で、誰かが先生が「平和とは争いのないことと言っていたことを
よく覚えている」と語ってましたが、先生にとって戦争と平和は身近なテーマであったわ
けです。
ロシア・ウクライナ戦争が展開される中、平和に関する発言がよく目につきます。
『安倍晋三の遺志』(小川栄太郎著/かや書房)には、例えば「日本の慰霊の精神に脈々
と流れる『許しと共存』」といった一文とともに「真の平和主義は軍隊を持たない限り不
可能」と書いてあります。
一方「日経」の文化欄では、アフガニスタン文化研究で知られる前田耕作氏の「平和と
いうデザインは文化というしなやかな糸を織り込まないかぎり、現実のものとはなりえな
い」との言葉が紹介されています。
軍隊を持ちたがるリーダーばかりの現在、「平和」が来る気配は一向にありません。
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「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必
要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考えた・生き方です。
もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)
に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生
活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。
広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも
含めた考え方・生き方を言います。
「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役
立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。
ひとりシンクタンク2010 代表
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