「ウエルネス@タイムス」第27号 ヘッドライン
私、盗撮されました!
2023年9月27日「ウエルネス@タイムス」編集子が、夜8時過ぎの新川崎駅で東
京方面の電車を待っていると、向かい側のホームに逗子方面の電車が着いて「盗撮です!」という女性の悲鳴が聞こえてきました。
「エッ!?」人は突然、想定外というか、平常とは異なる大事故や異常に直面すると、事
態が飲み込めずに、一瞬「何」が起きているのかわからなくなります。
「私、盗撮されました。この人に盗撮されました!」
後ろを振り向くと、若い女性が中年男の腕を掴んで「盗撮です!」と叫んでいました。
その声に、とっさに駆けつけて男を止めると「盗撮していないなら、スマホの履歴を見
せればわかるでしょ」というと、男は震える手で何やら操作をしていたところ、女性の後
ろ姿が写っている写真がありました。
スマホに詳しければ「こっちに寄越しなさい!」と言って、自分でデータを確認できる
のですが、ずっとガラケーを使ってきたため、よくわかりません。残念。
女性はショックのせいか、ホームに座り込んでいました。
その後、他の乗降客が集まってきたため、あとは彼らに任せてきましたが、意外だった
のは、男を捕まえた女性がホームに座り込んでしまったことでした。盗撮されたショック
なのか、勇気をふるって夢中で男に立ち向かった反動なのかはわかりません。ただ、間違
いなく彼女にとっては、それほどのショックだったということです。
盗撮の現場に遭遇して思うことは複雑です。被害者の思いと立場は尊重されなければな
りませんが、犯人を捕まえれば、それで解決するわけでもありません。現実は盗撮に限ら
ず、痴漢も不倫も同性愛も、日常茶飯事です。
盗撮では、最近も大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師24歳が、小学女児の下着を盗
撮して再逮捕された他、同僚の20代の元講師が逮捕されています。毎日のように、性を
巡る事件や問題が起きている中で、結局のところ、やるやつはやるということです。
歴史を顧みるまでもなく、昔はもっと性におおらかな時代もありました。そうした過去
が、文明の進展の中では、恥ずべき黒歴史とされてきたわけです。
性を巡る問題の根深さを思えば、解決策はあるようでいてありません。確実な解決策は
あっても、それは男(女)止めますか、人間止めますかという悩ましい決断だからです。
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「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必
要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考えた・生き方です。
もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)
に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生
活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。
広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも
含めた考え方・生き方を言います。
「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役
立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。
ひとりシンクタンク2010 代表
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