「ウエルネス@タイムス」第28号 ヘッドライン
自慢話は嫌われる。よく言われることです。
コロナ後の年末年始。久しぶりの対面での忘年会・新年会が復活していますが、ここで
もコロナの影響は少なくありません。
そんな中、乾杯やあいさつ等、人前で話す機会、話を聞く機会も多くなります。
「あいさつとスピーチは短いに限る」と気の効いたことを言いながら、話が長くなるのも
よく見かける光景です。
そこでは、確かに「自慢話は嫌われる」との常識的な鉄則が当てはまります。
とはいえ、ジャーナリズムの世界ではニュースはさておき、取材対象に関しては、個人
情報を聞くことが基本的な仕事です。
取材対象の多くは著名人、成功者、ニュースの主役です。彼らは何者か?
それを知るための個人情報を引き出して、記事にするのがジャーナリストの仕事です。
その内容とは、自慢話です。有名になった、成功した、オリンピックで金メダルを取った
といった、彼らの話のほとんどが自慢話です。
いわゆる一流の世界では、自分を説明することが、そのまま自慢話になります。そこそ
このジャーナリストも似たようなもので、略歴を語れば、自慢にもなります。
そんなことを考えたのも、先日、コロナ下、中断していた大学のクラブの同期会があっ
たためです。多くの仲間が語るのは、健康問題で、みんな病気自慢でもしている風があり
ます。
そんな中、米フロリダで数年間を過ごした後輩が、その当時のことを映像にまとめて報
告していました。すでにお酒も入って、みんなほとんど聞いてませんが、彼の海外赴任は
サラリーマンの自慢話だとしても、意外な一面を教えてくれる貴重な個人情報です。
事実、ただの後輩が少しはちがって見えて、より親近感が感じられます。
個人情報保護法の今日、年齢をはじめ学歴、出身地等も、明らかにされないケースが増
えています。そのため、当たり前ですが、その人物の背景とともに、本質が掴めません。
それでもいいというのが、薄い人間関係が基本という時代の趨勢であると同時に、それ
は情報が遮断された、つまりはお互い無知を前提とした者同士の人間関係になります。
そこでは、個人情報が欲しい場合は、調査会社や名簿会社が対応するのですが、昔は無
料だった個人情報がカネになる。個人情報保護法自体が、個人情報をビジネスにするため
の策略であり、あらゆるモノをカネに変える資本主義の結果だということです。
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「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必
要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考えた・生き方です。
もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)
に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生
活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。
広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも
含めた考え方・生き方を言います。
「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役
立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。
ひとりシンクタンク2010 代表
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