「ウエルネス@タイムス」第31号 ヘッドライン


今年は閏年で2月29日まであります。例年より1日多い29日に生まれる赤ちゃんも
いるのだろうかと思いながら、静岡県原の松蔭寺の玄奘和尚が29日生まれだったことを
思い出しました。さすが傑物和尚です。一体、どんな誕生祝いをするのでしょうか。閏年
には当日に祝えたとしても、例年はどうなっているのでしょうか。
たぶん28日か3月1日のどちらか、あるいは両日「今日が○○ちゃんの誕生日だった
かな?」といった感じで、いまどきはケーキにロウソクを立ててハッピーバースディを歌
ったりしているのではないでしょうか。
毎年、誕生日が来る人と4年に一回しか来ない人がいます。何でも「自由・平等が憲法
に補償された権利だ」と称し、正義を掲げつつ、その権利を世の中に蔓延する不平不満に
結び付ける人たちならば「私の誕生日を、どうにかしろ。2月29日の代わりに、31日
まである月の1日を30日に!」との訴訟を起こしていても不思議ではありません。そん
なわけないか?

しかし、一つだけ誰からも文句が来ない解決法がすでにあります。通常は忘れています
が、新年などに神社を訪れた際に、実年齢とは異なる歳を知らされて「エッ!?」となり
ます。例えば男性の厄年は42歳ですが、4月1日に生まれて「今年の誕生日で41歳に
なる」と思っていたら「あなたは、今年が厄年です」と神社で気づかされます。あるいは
今年の誕生日で76歳になる人もいます。
「来年は喜寿(77歳)か」と思っていたら「今年が喜寿です」と知らされます。
要は、数え年での年齢の数え方では、満年齢とは最大2歳の差が生じます。理由は数え
年は生まれた年の正月を1歳とするためです。十月十日、母親の胎内で育つことを思えば
生命が宿ったときから数えていることになります。実に科学的です。
日本でも昔は国民全員が元旦に誕生日を迎えました。そして、全員が1つとなって正月
を祝います。新年がおめでたい理由の一つです。そこに日本の「和」の仕組みがあったの
ですが、それもいつの間にやら「個の尊重」「自分大事」の文明思想に染まっていって、
いまや誕生日は2つあります。
しかし、そこに抜け落ちているのが、閏年2月29日に生まれた人の存在です。
もしも昔通り、正月を誕生日とすれば、彼らも救われるという数え年は、実に人として
の正しい在り方を生きる基本であり、平和の原点とも言えるのではないでしょうか。
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「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必
要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考え方・生き方です。
もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)
に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生
活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。
広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも
含めた考え方・生き方を言います。
「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役
立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。
ひとりシンクタンク2010 代表

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