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vegita974

「ウエルネス@タイムス」第37号 ヘッドライン

「ウエルネス@タイムス」第37号 ヘッドライン

「時代はいい方向に向かっている」というおめでたい人物もいるようですが、世の中の当たり前の状況は、とてもそんなふうには思えません。

 インターネットが登場して、あるいはキャッシュレス社会がすっかり浸透して、便利なようでいて、迷惑メールやお金がかすめ取られる油断がならない世の中になっています。

 検索のついでに、ネットニュースを見れば、毎日のように炎上しているようで、ネット死刑(リンチ)とか、聞き慣れない日本語が飛び交う日々です。

 いつからそんなことになったのかは、グローバル化の中でのITの進展と、コンプライアンス(法令遵守)過剰によるビジネス環境が、匿名での抗議など様々な怒りや感情、嫉妬や欲望を爆発させている結果のようです。

 2024年夏のオリンピックでも、改めてその醜さに呆れるのが、SNSに象徴的な外野の声です。もっとも、元・女子水泳選手が、期待を裏切った選手に対する批判に対して

「そんなに文句を言うなら、自分で泳いでみて!」と言ってました。まさに名言です。

 できないやつが匿名で吠える、それをいちいちビジネスにするのが、メディアの上をいくネット社会の現実です。

 あるいは、元アイドルがAPAホテルでの密会報道によって活動自粛に追い込まれた問題で「いい加減にしたら、週刊文春!」と話していたのは、女性コメンテーターです。

 秋には、高校生不倫がTVドラマになる時代です。いくら有名人とはいえ、一個人の揚げ足を取って、時にタレント生命を剥奪する。様々な○○警察が跋扈する時代に、高校生不倫ドラマは、勇気ある(?)、馬鹿げた挑戦です。

 そんな毎日ですが、個人的に思い出したのが『月刊タイムス』(2024年10月号)

の「猪瀬直樹氏の『ミカドの肖像』の真実」に書いてある幸福の科学の「講談社フライデー事件」の際の体験です。

 33年前、SNSのない時代に、信者たちが講談社に押しかけ、電話・ファックス攻勢で、編集業務が機能不全に陥るなど、ワイドショーネタになっていました。

 筆者一家は身の安全のため、1カ月間、ホテルのスイートルームで過ごしていました。

 いいか悪いかはさておき、そこではあらゆる感情・抗議が目に見える形で行動に現れていました。ある種、正常な反応・光景(?)でもあることから、ITやAI(人工知能)に左右される時代には、改めて新鮮な光景に思えてきます。


●候補乱立の自民党総裁選の行方は「神」のみぞ知る?  ジャーナリスト・T氏


●天皇家の神事を司ってきた伯家神道・後継者の死   無名ジャーナリストの仕事


●神なき時代、なお威力を発揮する平将門の「首塚」


●若くして死ぬこと 「井田英夫展」へのオマージュ!?       詩人・H氏


●フォトギャラリー 隠れキリシタンがマリア像と重ねて祈った聖観音


●「ウエルネス」ファン訪問 東京・青山骨董通りにある「アタリー株式会社」



「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考え方・生き方です。

 もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。

 広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも含めた考え方・生き方を言います。

「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。

                      ひとりシンクタンク2010 代表

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