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「和合~祈り」創生神楽とともに始まった第1回「大使サミット」  日本人が知らない「日本」 世界が教えている本当の「日本」


 「和合~祈り」創生神楽とともに始まった第1回「大使サミット」

 日本人が知らない「日本」 世界が教えている本当の「日本」


 世界平和イベントとは?

 世界では相変わらず戦争が続いて、終わる気配などない2024年3月18日、東京の文京シビッグセンターで、第1回目となる「世界平和に向けて“大使サミット”」が開催されました。主催は「NGO宇宙未来創造協会」(代表理事・畔柳みゆき)です。

 副題は「あなたがSaviour救世主『和合~祈り』創生神楽奉納」。パネルディスカッションのテーマは「核兵器廃絶の可能性を求めて」です。

 世界平和と核兵器廃絶、宇宙未来と日本精神、そしてスピリチュアルなイメージとともに、いかにも第1回目らしいということでしょうか、とりあえずの方向性は明確に、今後の可能性に賭ける余地を残しつつ雑多で、盛り沢山な内容のイベントとなっています。

「難しい問題は小学生に聞く」というジャーナリストT氏に、当日のレポートをお願いしていたところ「期待していなかった分、新鮮な印象を受けた」とのこと。「これまでの似たような世界平和関連イベントとは異なる可能性を感じた」ということです。期待していいということでしょうか。

 以下、T氏から届いたレポートを掲載します。

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 現代の神楽によるオープニング

 2024年3月の「大使サミット」は、今回が第一回目である。平和を語るため、各国大使が一堂に会するサミットが、これまでなかったことのほうが、意外だったのかもしれない。そう思いたくなるのも、これまでに各国首脳、宗教者等が集まる頂上会議がいくつもあったためだが、同時にかつての平和会議・イベントと、どうちがうのかが気になる。

 大会の趣旨、同パンフレット、プログラム、出演者などからわかることは、世界平和を考える上でもっとも重要な存在である「日本」がテーマであること、神道(古神道)がクローズアップされていることなど、ややスピリチュアルな印象がある。

 司会(MC)は宗教学者の鎌田東二・京都大学名誉教授であり、主催の畔柳みゆき氏は「NGO宇宙未来創造協会」代表理事である。

 事実、鎌田氏の石笛奏上で幕が開き、霊性への目覚めを促すという暗闇で和太鼓を浴びるセラピー「響心浴」を展開する「和太鼓千代組」の千代園剛氏の和太鼓奏上。創生神楽宗家・表博耀氏の神楽奉納が、日本での大使サミットのスタートを象徴している。

 石笛、和太鼓、神楽はいずれも神への捧げ物である。同時に、御祓いの一種として、イベントのオープニングを飾るに相応しい。「和」にして、世界に共通する響きを共鳴・共感のアートとして、ステージ上に再現する。予想はできていても、驚きの幕開けである。

 大使として唯一人登場している『神道が世界を救う』(勉誠出版)等の著書を持つサンマリノ共和国のマンリオ・カデロ大使。来賓を代表してあいさつをした、これまでは裏の役割に徹してきた「梨本宮記念財団」梨本隆夫代表理事。現代の神楽「創生神楽」の奉納によりオープニングを飾った「日本国エンターテインメント観光大使」の表博耀氏は、山陰神道の第80世でもある。

 その他、終戦時の東郷茂徳外務大臣の孫の国際ジャーナリストで、神道学博士の東郷茂彦氏による特別講演「神武天皇と八紘一宇」。平和憲法について記した書『天皇の真実』

(たま出版)の著者である河内正臣氏の動画と続く。

 鎌田氏の司会によるパネルディスカッションもあり、イベント終了後には、記者会見が行われた。

 実に盛り沢山な内容だが、初めに結論めいたことを記しておけば、それぞれ語っていることは、まさに正論である。だが、それらの声は、いまだ日本のみならず、ほとんど世界に届くことはないということだ。

 なぜなのか? 

 それはたぶん、これまでの世界が表面しか見ようとしないことによる。せいぜい底の浅い裏側を見る程度で、いまも世界は愛と平和を掲げながら、戦争ゲームに熱中している。


 日本の原点である「縄文時代」

 日本には神話の時代から続く天皇がいて、世界にはない皇族制度がある。第二次世界大戦では昭和天皇が「これで戦争の時代は終わりにする」との「終戦」を宣言して、平和憲法を実現した。その結果、戦後80年近い平和がある。

 世界の歴史を見れば、明らかなことはいくつもあるが、日本の近世・江戸時代は260年近く続いた平和な時代である。そして、世界の長い歴史の中で唯一、殺し合い、戦争の痕跡のない時代は、日本の原点をなす縄文時代である。

 およそ1万年以上続いた平和な縄文時代。縄文土器には、女性像が多いこと。日本の神道は唯一、女性の神アマテラスを祭っていると、カデロ大使も語っている。

 多くの外国人が、日本を世界の希望・理想とする理由である。そうした日本の歴史を、日本人自身が教えられないまま、世界は変わることなく、戦争を続けている。

 なぜ、世界平和は実現しないのか。小学生に聞けば、答えは簡単だ。「戦争ばかりしているから」

「止めたらいいのに。みんな仲良くすれば戦争はなくなる」

「戦争を止めたら、平和になる!」

 その通りだが、問題はわかってはいても、大人になると、それをしないことである。


 歴史の裏側にある真実

 もちろん日本も、そうした世界の潮流に再び飲み込まれそうな勢いにある。

 アメリカの同盟国・日本は、いまだ実質的な独立国ではない。軍事基地は当然だが、日本銀行券の発行自体がアメリカの許可がいること。いわゆるMSA協定(日米相互防衛援助協定)が、日本の全てを仕切っている実態もまた、徐々に表沙汰になってきている。

 そもそも国連は、日本に勝った連合国が日本が再び歯向かうことがないように「敵国条項」を設けて、日本を堂々と敵国として掲げている。日本はその国連に、一時期は最大の拠出金を支出していた大スポンサーである。

 国連は「敵国」である日本の金を当てにして、世界の平和を語り合っていたのだから、出発点からしてナンセンスな組織なわけである。

 日本はそんなことは知っていても、いつの時代も基本的に困った相手を助ける。最大の戦犯である東条英機中将でさえ、例外ではない。

 ナチスに追われたユダヤの難民を救ったと話題になった外交官「日本のシンドラー」こと杉原千畝氏とともに、ユダヤの恩人として「ゴールデンブック」に名前が記されている樋口季一郎少佐は、およそ2万人のユダヤ人の命を救っている。そのとき、満州への入国許可を与えたのが、関東軍司令部参謀長・東条英機中将である。

 そうした歴史の闇に隠されていた多くの裏側が、少しずつ表に現れてきた。現在が、これまで常に言われてきた「世界人類の夜明け、歴史の転換点!」とは、少しは異なる理由である。

 「合掌」の意味と「国譲り神話」

 ロシア・ウクライナ戦争にしても、イスラエル・パレスチナ(ガザ)戦争にしても、一冊になった本などを読めば読むほど、結局わからなくなる。頭のいい人たちが書いているためだろうが、西洋的思考は社会科学と言われるように、科学的に何事も細かい要素に分解して理解する。そこでの葛藤・応酬・駆け引きの中から解決作を導き出そうとする。

 二元論同様、対立的になる理由である。自分中心、対立重視のため、平和を掲げながら戦争の正義を語り、ついに核兵器の数を誇る文明世界が先進国の理想の姿になる。理屈が優先するためである。

「盗人にも3分の理」というように、何事にも例外はあり、理屈を言いだせば、天地も引っ繰り返る。世間をはじめ、ジャーナリムズの世界では白が黒、黒が白になる。

 そこでは愛を掲げ、平和を説き、命が大事と語りながら「正当防衛」という便利な言葉を発明して、殺人の正義をつくり出し、戦争こそが人類の歴史そのものになる。

 ユダヤ・イスラエル問題とパレスチナ革命、ロシア帝国・ロシア革命とウクライナ問題など、2000年も3000年も似たような戦争を飽きずに展開している。一神教の世界も同様で、しょせんは「兄弟げんか」である。

「大使サミット」で来賓あいさつをした「梨本宮記念財団」梨本代表理事は「世界平和の原点は兄弟仲良くすること」と語り、「合掌」の意味を説明、兄弟ゲンカを止めるために「恩讐を超える」必要があることを説いている。

 合掌とは、片手で親子、親指と4本の指は合わさっても、4本の兄弟はお互い指の腹を合わせることができない。両手で合掌することで、親兄弟すべてが腹を合わせることができる。和合・平和を象徴する姿というわけである。

 日本では敵も悪人も神として崇められるが、世界がいまこそ見本にするべき神話、史実が『古事記』『日本書紀』などに書かれている「国譲り神話」だろう。

 天孫降臨に先立ち、天の国である高天原に住む天照大神(アマテラス)が、地上の国すなわち日本列島の支配権を大国主命(オオクニヌシ)から受け継ぐという神話である。

 代わりに出雲大社が建てられ、その後、高天原系(伊勢神宮)も出雲系も、ともに栄えるようになっている。イスラエル・パレスチナに教えて上げたいと思う。

 黄金の国ジパング

 表ではなく、裏から日本を支えてきた梨本代表理事が、今回のあいさつの中で、反中国の石原都政下、上野にパンダが来たいきさつを明かしたのも、裏の役割がいかに重要かという実例である。

 裏の役割に徹して、30数年間、毎月欠かさず15日の靖国参拝、23日の白川伯王家墓前での祭典など、慰霊鎮魂・先祖供養を続けてきた代表理事が、天皇家のために、中国と交渉して得た成果の一つである。

 もちろん霊的な問題、戦後処理の重要な役割があってのことであり、パンダ問題は中国・満州にいまだ残された約20万人の日本人の遺骨収集を見据えてのこと。満州で問題になっている毒ガス処理とともに、誰かがやらなければならない裏の仕事でもある。

 裏での仕事に徹する立場としては、通常、陰徳(匿名)を旨とすることから、そうした事情はニュースにはならなかった。

 だが、今日のような混迷の時代には、表に代わって裏の役割がクローズアップされる。

 裏表という言葉は「表裏一体」の在り方(一元論)に関して、実は裏を先にすることで

表よりもそれを支える裏がいかに大事かということをわかりやすく文字にしたものだ。

 同じ修験者でもある山蔭神道の表博耀氏と、その日、同じステージに立つことにも意味がある。

 その表氏は、創生神楽奉納後の講演の中で、世界の中の日本の特殊性が、今日では以前にも増して明らかになっていると、宇宙から見た地球の夜明けについて語っている。

「太陽が昇ると、金色に輝く、まさに黄金の国ジパングが現れる。地球を上から見ることができて、初めてそれが本当のことだとわかる」

 本来、極東と呼ばれた日本は、世界の辺境である。裏表で言えば、裏のようなもの。その日本が地球が夜明けを迎えると、金色に輝く。まさに「日出る国」。日本の美称である「日の本」というわけである。

 そこに世界の中の日本の原点がある。それはまた、ただの肉体の集合による血統ではなく、霊統こそが大事だということを示しているようにも思えるが、本当の問題は、相手があることでもあり、世界では相変わらず戦争が続いて、すぐには平和など来ないことだ。

 その問題に関しては、別の機会に譲ることにして、今回の「大使サミット」はこれまでの平和イベントなどにはない「裏の重要性」がクローズアップされたことで、単なる平和イベント、よくあるスピリチュアルなイベントから、より地に足がついたというか、一つレベルアップしたイメージがある。

 そんな新たな可能性も示されていて、次回が期待されるゆえんである。



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