フォトギャラリー 初夏の便り「海を渡るチョウ」

 





 写真 1.砂引草とアサギマダラ 2.寄居浜から望む佐渡の島影 3.坂口安吾のふるさとの碑(生誕祭) 4.坂口安吾生誕碑のある新潟大神宮の藤の花  例年の春の便りは、梅や桜、水仙や菫など様々な春の花の訪れとともに届く。特に、日本列島を桜前線が北上していく様子は、各地に春爛漫の気分をもたらす。  そのお花見も、コロナ下ではすっかり様変わりしている。しかも、近年の温暖化、異常気象の影響のせいか、沖縄・奄美諸島はさておき、東京が全国各地に先駆けて開花する傾向にある。  初夏の便りもまた、何に感じるかは人それぞれ。様々な風物に初夏は感じられるが、北国では浜辺に白い砂引草(スナビキソウ)の花が咲くころ、海を渡るチョウとして知られるアサギマダラが、どこからともなく現れて、白い花の蜜を吸ったりしている。  砂引草はアサギマダラが好む花の一つだが、浜辺にひっそりと咲くため、気がつかない人も少なくない。その香りに誘われて、彼らはやって来ると書物には書かれているが、そのつもりで花の香りを嗅げば、思わず「ウェッ!」となるような、人間にはとても芳香とは言えない香りがする。まさにタデ食う虫も好き好きである。  そのアサギマダラは、例年、夏ごろには「北海道に現れた」といった発見情報がニュースになる。そして、冬は越せないため、やがて南へと日本列島を下っていくのだが、日本から香港などに渡った例もあり、その飛行距離は1000キロを越えることもある。  一見、ふわふわと優雅に舞ったり、風に流されたりしているイメージがあるが、見た目とはちがって、たくましく元気なチョウなのである。  掲載写真について  砂引草に止まるアサギマダラの写真は、新潟市中央区の寄居浜での一枚である。  寄居浜は無頼派で知られる昭和を代表する作家・坂口安吾の生誕地から歩いて、すぐのため、よく散策や海水浴に訪れたという縁りの海である。  彼が授業をサボって遊んだという新潟護国神社の一角にある小高い丘には、彼の記した「ふるさとは語ることなし」と書かれた安吾碑が立っている。  現在、旧新潟市長官邸跡地には坂口安吾記念館「風の館」ができている他、生誕の碑が新潟大神宮の参道脇に立っている。 (次回は、新潟奉行・川村修就の植えた「元気松」)


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