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上越線にあるモグラ駅「土合」に降りてみる フォトギャラリー10  トンネル工事中に多くの人が亡くなっていることを知る


 上越線にあるモグラ駅「土合」に降りてみる フォトギャラリー10
  トンネル工事中に多くの人が亡くなっていることを知る



 写真 

1.土合駅駅舎

2.地下駅ホーム

3.地上までの階段

4.地上駅ホーム(上り線)

5.旅のノートその他





 土合駅は、JR上越線で新潟県から群馬県に入って、最初の駅です。

「新潟日報」の声欄に「土合駅は夏の旅にお薦め」という南魚沼市の無職Aさん(74)

の投書が載っていました。上越線の清水トンネルは1922年に着工され、2022年で

ちょうど100年の節目に当たるということです。

 投書には「工事中に多くの人が事故で亡くなっていることに思いを致したい」と書いて

あります。100年前のトンネル工事は、まさに命懸けだったわけです。「先祖供養は未

来への投資!」とのメッセージを続ける「ウエルネス@タイムス」としては、素通りでき

ません。

 ちなみに、地下駅は戦後、交通量の増加に伴う複々線化により、誕生した大清水トンネ

ルの途中にあり、60年前の1963年に着工されています。

 夏の旅にお薦めという土合駅ですが、JRの地方鉄道はどこも乗客減からダイヤ改正が

続いて、1日の本数が数えるばかり。気軽に行くのは、厳しいものがあります。

 2022年9月4日、上越新幹線の上毛高原駅でから、バスで水上駅まで行って、上越

線に乗り換えて土合駅地下ホームに行ってきました。

 夏休み後の日曜日とあって、土合駅には鉄ちゃんらしきにわかカメラマン、家族連れ、

カップルが集まっています。ドアが開くと、そこは夏でもヒンヤリとして、半袖では涼し

い雰囲気です。

 上着が欲しくなりますが、地上まで462段。連絡通路を入れると、全486段ですか

ら、休み休み10分ほどかけて登っていくうちに、うっすらと汗ばんできます。

 上り線の駅ホームは地上にあり、駅舎は改装工事中で、枠組みが組まれていました。

 無人駅ですが、谷川岳など登山客も多いため、駅舎内にはカフェ「mogura」があ

ります。


 その日は、たまたまNPO法人スポーツエイドジャパン主催の「第2回利根川遡上ジャ

ーニーラン上流編」が行われていて、普段よりも人が多いようです。

 ロングランは各地でブームのようですが、同ジャーニーランは、3日午後2時羽生駅を

スタート。約90名ほどが参加。土合駅3時がリミットということで、続々というわけで

はないですが、リュック姿にジョギング風の男女がずいぶん目につきました。

 駅前の駐車場にもクルマが並んでいました。

 帰りのバスを待っていた女性は、埼玉県川口市からの参加者で、一睡もせずに走ってき

て、これから川口に帰るのだということでした。

 コロナ下でも出歩くと、意外な情報というか、いろんなところでいろんなことが行われ

ていることがわかります。



 掲載写真について

 駅舎の下は駐車場になっていて、何台ものクルマが停められています。休日でも1日8

本ほどしかない鉄道を利用するよりも、クルマで訪ねる旅行客のほうが多い印象です。

 地下と地上をつなぐ階段の途中、何段目かを書いた目印が記されています。ところどこ

ろに、厚い板製のベンチが置かれています。

 駅のホームには待合室があり、訪れた旅人の交流コーナーになっているようで、思い思

いの記念グッズが並び、旅のノートなどであふれています。

「日本一のもぐら駅」で知られる土合駅の特徴は、上下線のホームがちがうことです。地

下にある下りホームは、戦後、複々線化が必要になり、1967年に開業したもの。地下

ばかりが注目されますが、地上の上り線ホームは、のどかな田舎駅です。

(次回は、新潟県立「環境と人のふれあい館/新潟水俣病資料館」です)


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