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 大阪・淀川 炎天下の「セプテンバーえきでん」を見に行く  第19回続く「関西のおばちゃんパワー」は健在!?


 大阪・淀川 炎天下の「セプテンバーえきでん」を見に行く 
 第19回続く「関西のおばちゃんパワー」は健在!?



 東京マラソンより歴史がある!

 2023年9月3日、第19回「セプテンバーえきでん」が開催された。

「メディサイエンス・エスポア」の松本高明社長から誘われて、19回続くマラソン「セ

プテンバーえきでん」の様子を見学してきた。

 メディサイエンス・エスポアは同大会のメインスポンサーの一社でもあり、また同「え

きでん」にWOXチームとして6年連続で参加している。

 知る人ぞ知る「セプテンバーえきでん」は、来年20回という伝統ある市民マラソン(

えきでん)大会である。というか、マラソン人気の中、東京マラソンが始まったのは20

07年、今年で16年目だ。マラソンと「えきでん」のちがいはあるが、「セプテンバー

えきでん」は東京マラソンより、3年も早く始まっていた。単純にスゴイ!

 主催は「せぷえき実行委員会」となっているが、手作り感満載の「セプテンバーえきで

ん」が、今日まで続いているのは、ひとえに「走るパーソナリティ」と言われる関西のフ

リーアナウンサー・若林順子さんの頑張りのようだ。

 現在、ランニングクラブ「わかちゃんFRC」を主宰。ランニング教室などを展開する

傍ら、毎年「セプテンバーえきでん」を開催している。

 もともと、1999年2月14日の「バレンタイン・ラブラン」に初めてエントリー。

5キロのマラソンにチャレンジしたことから、走り終えた後の充実感とともに、マラソン

の魅力に目覚めて、2001年にはKBS京都(ラジオ)で日本初のランニング専門番組

「Let’s RUN」をスタートしたマラソン好きである。



 35度の炎天下でのスタート

「セプテンバーえきでん」会場の淀川河川公園は、日頃、多くのランナーに利用されてき

たというが、木陰も少なく、夏は日差しをさえぎる施設などがないため、暑さ対策が重要

になる。

 しかも、今年の猛暑は異常である。そんな中「えきでん」は、10時半にスタート。そ

の時点での気温は、すでに35度。とても、マラソンのできる状況ではない。

 司会・進行役の若林さんも、スタート前「無理をしないように、安全第一で」と念を押

してのスタートである。

 スターター役のゲストランナー千葉真子さんのラッパを合図に始まったレースは、各チ

ーム5人での駅伝スタイル。1区が5キロ、2区が3キロ、3〜5区は4キロ、全20キ

ロという変速的なコースをリレーしていく。

 スタート後、河川敷の周囲を駆けて、会場の「淀川河川公園」陸上競技場にもどってき

て、次の走者にたすきを渡す。アンカーは競技場内に入る地点に敷いてあるゴールマット

を踏む。そこがタイム上のゴールである。

 だが「セプテンバーえきでん」では、そこからすでに走り終えた4人と手をつないで、

一緒になってトラックを半周ほどウイニングランしてゴールテープを切るという粋な演出

になっている。

 優勝は去年に続いて圧倒的な強さで連覇を果たしたコマネチGTチーム。ちなみに、W

OXチームは全65チーム中、第9位。来年はさらなる活躍を目指すことになった。

 熱中症の他、途中脱落者が出るのではないかとの心配も杞憂となり、終わってみれば、

異常な炎天下。一人の脱落者もなく、無事走り終えることができた。来年の20周年に、

期待ができる展開となった。




 魅力の賞品・景品の数々

「セプテンバーえきでん」の特徴というか、参加者にとっての魅力の一つは、数々の賞品

と、多くの景品が用意された「ジャンケン大会」まで、レースには負けても、ほぼ全チー

ムに何かが当たるというワクワク感というか、楽しい演出がなされていることだろう。

 事実、会場にはスポンサーブースが設けられていて、メインスポンサーとして「アスリ

ートネイル関西」(足の爪のケア)、ハニーアクション「(株)雅蜂園」(蜂蜜・ハニー

アクションシリーズ)、「ランレコード」(完走メダル収納ケース)、「メディサイエン

ス・エスポア」(酸素補給水WOX、毛細血管観察)が出展していた他、協賛スポンサー

10社が名を連ねている。

 それだけに、今年の優勝は昨年に続いて連覇のコマネチGTだが、さぞ立派な賞品が用

意されているのではと思ったら、1位から3位までの表彰チームは、まさかの賞品ナシ。

表彰されるという栄誉を得ているので、記録証と5つのメダルで十分だという、これまた

意外ではあるが、粋な演出である。

 以下、注目のチームには順位・記録とは関係なく、各スポンサーの選んだ賞の他、今回

のゲストランナーである千葉真子さんの「千葉ちゃん賞」もある。

 例えば、メディサイエンス・エスポアの副賞・酸素補給水WOX1箱(24本)は、買

えば1万5000円以上する。副賞が渡される度に会場が盛り上がる中、最後の賞品は1

個2万数千円という商品×5個。だが、当たったチームがすでに帰っていたため、次のチ

ームに渡されるという、まさかの展開もあった。

 注目の千葉ちゃん賞には、猛暑の中、映画「千と千尋の神隠し」の「カオナシ」とユニ

バーサルスタジオ・ジャパンの人気キャラクター「ミニオン」に扮して、自作のカブリモ

ノを身につけたまま走った2チームが選ばれた。

 表彰が終わった後には、恒例のじゃんけん大会が行われて、会場全員で「最初はグー、

ジャンケンポン!」と、勝ち抜いた人が賞品を手に入れていた。

 協賛スポンサーの多くの景品が次々とジャンケンの勝者に与えられ、炎天下の「セプテ

ンバーえきでん」は最後まで大盛り上がりの中での、お開きとなった。



 マラソンブームと有酸素運動効果

 健康ブームの中、年間およそ3000カ所でマラソン大会が行われているという。順調

にファンを増やしてきたと思っていたら、コロナ・パンデミック後の今日、相変わらず人

気の東京マラソンなどを除けば、軒並み、定員割れ、参加者不足で中止や休止に追い込ま

れる大会もあるという。何とも、残念なマラソン界の現実もある。

 そんな中で、コロナ下も休まず続けられてきた「セプテンバーえきでん」は、かなり貴

重な市民マラソン(えきでん)大会である。

 マラソン、ランニングの効用は、有酸素運動の効果として、酸素摂取能力の向上に役立

つことなどいろいろ言われているが、そこにはいろんな楽しみ方がある。

 100人いれば100通りの楽しみがあるのがランニングだと言われる。自分の限界に

チャレンジしたり、精神的な強さを身につけようとしたり、新しい仲間ができたり、四季

の変化を肌で感じたりと、それは健康維持とともに自分と向き合う時間にもなる。

 そして「えきでん」やリレーには、マラソンや個人競技とはちがう一面がある。それが

マラソンは一人だが、仲間と走ると距離が縮まると言われていることだ。

 人のために何かをするとき、いつも以上の力・エネルギーが生まれる。それは、競技に

限らず「セプテンバーえきでん」イベントを見ていても、主催の若林さんに象徴的なよう

に、一人の熱い思いが、多くの人を動かす原動力になる。そのことを証明するイベントで

あった。



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