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日本で前代未聞!?の物質特許を取得した酸素補給水「WOX」(ウォックス)  新型コロナとノーベル賞が教える「酸素」の重要性 @タイムス情報

更新日:2022年10月7日


 日本で前代未聞!?の物質特許を取得した酸素補給水「WOX」(ウォックス)
 新型コロナとノーベル賞が教える「酸素」の重要性 @タイムス情報


 すべての病気の原因は酸素欠乏症!

 当たり前過ぎて、その価値がわからないことは良くあります。目に見えなければ、なお

さらです。

 そんな典型的なものの一つが、当たり前に存在する空気、つまりは「酸素」です。

 昨今の新型コロナ感染で、改めて酸素の重要性が認識されています。

 新型コロナはあらゆる面に影響を及ぼしていますが、時代の追い風を受けて、着実に成

長を遂げているベンチャー企業が、酸素補給水「WOX」をはじめとした酸素関連商品を

製造販売している「メディサイエンス・エスポア株式会社」(松本高明社長)です。

 同社はアフリカで感染症治療に貢献した野口英世博士の「すべての病気の原因は酸素欠

乏症である」という言葉をヒントに、世界で初めて水の中に酸素を溶け込ませることに成

功しています。それが消化器官を通して水の形で摂取する飲む酸素「WOX」であり、W

OXを水蒸気の形で、呼吸器官から摂取する吸う酸素「酸素ミスト吸引スティック」など

の画期的な商品群です。

 WOXは現代生活で不足しがちな酸素補給を肺からだけではなく、消化器官や呼吸器官

を通じてできることから、愛用者・リピーターを増やしています。

 そうしたWOXの価値を最初に国際特許として認めたのが、アメリカそして中国です。



 米国・中国で「物質特許」を取得する

 2021年2月、酸素補給水WOXは米国において新規に生成された物質に付与される

「物質特許」を取得しています。同年3月には中国においても、同様に「物質特許」を取

得しています。

 特許取得の概要は、酸素包摂水和物および酸素溶解液の発明というもの。メディサイエ

ンス・エスポア独自の特殊技術により酸素を純水に溶かし込み、酸素包摂水和物として水

中に安定させることを可能にしたものです。

 WOXの効果を裏付ける、この「酸素包摂水和物および酸素溶解液」の発明によって、

肺以外からも酸素を補給できる可能性が生まれたというわけです。

 物質特許取得は、これまでWOXが多くのアスリートに愛用されてきたことが、単なる

偶然ではなく、科学的に納得できる理由があったということの証明です。

「コロナ治療に人工呼吸器やECMO(体外式膜型人工肺)が用いられるのは、酸素が重

要だからです。同様に、あらゆる病気に負けない免疫力を得るには、エネルギーをつくる

酸素が欠かせません。ウイルスに負けない体にするため、ぜひ手軽に酸素を取り入れられ

る酸素補給グッズを役立ててほしいものです」と、松本社長は語っています。

 コロナの症状悪化を防いで、免疫力をアップさせるには、酸素の供給が最優先だからで

すが、その酸素を効率良く補給できるのが、酸素補給水「WOX」と「酸素ミスト吸引ス

ティック」です。

 一口に特許といっても、化学の分野では製造特許、用途特許などがあります。

 物質特許とは新規に生成された飲食物、医薬、化学物質に対して取得される特許のこと

です。これらは、日本ではもともと不特許発明とされていたものですが、特許法の改正に

より、これらの発明も特許として認められるようになったという経緯があります。

 WOXのケースでは「酸素飽和水和物及びこれを含む酸素溶解液」という物質特許を取

得した新物質(WOX)があって、その製造法や様々な用途に関する特許が成立するとい

うことです。

 物質特許は、その大元であり、物質特許取得が“快挙”と称されるゆえんです。



 酸素水ブーム終焉後のWOXデビュー

 酸素の重要性は数々の研究等でわかっていても、問題は日常的に酸素を簡単に、効率的

かつ安価に摂取できる手段が限られていることです。

 その点「酸素水」は、理想的な供給手段であることから、これまで多くの医療系ベンチ

ャーや企業によって高濃度酸素水の製造が試みられてきました。

 実際に、アメリカでそして日本で、酸素水がブームになっています。

 一般的に、酸素は空気から肺を通して、取り込む方法のほか、水など消化器官を通して

摂取する方法、通常は意識されない皮膚呼吸によるものがあります。

 水の形で酸素を取り込めるWOXは、同社の特定の成分を的確に供給するための「塗る

ワクチン技術」と液体の中に気体を安定化する「気液混合技術」により、水の中に分子の

形で酸素が溶け込み、そのままの形で体内に吸収されます。

 水の形で酸素を取り込むWOXに対して、このWOXを蒸気にして呼吸器官から体内に

酸素を補給するのが同社の開発した「酸素吸引スティック」です。

 開発の背景には、近年の地球環境の悪化に伴い、空気中の酸素が減少の一途をたどって

いること。しかも、加齢とともに心臓や肺などの呼吸機能が衰えるため、吸っているつも

りでも、十分に体に取り込められないという現実があります。

 酸素吸引スティックの仕組みは吸い口から吸うと、製品内のコイルヒーターが発熱し、

高濃度の酸素リキッド(WOX水)が加熱され、酸素を含んだ水蒸気が発生するというも

のです。見た目は電子タバコと変わりません。

 水蒸気にすることによって、WOXの容積は約1800倍ほどになります。増えれば、

それだけ接触する面積が広がり、鼻の炎症や口内炎などの炎症が改善します。酸素が補給

されることによって、新たな細胞分裂が始まり、ノドや口腔内の弱った細胞が元気になる

からです。

 健康ブームの中、酸素カプセルや酸素バー、高濃度酸素水など、これまでも様々な酸素

セラピーや酸素飲料、サプリメントが登場しては消えています。

 酸素カプセルや酸素水はいまでもありますが、その酸素には多くの誤解もあります。

 二〇一一年に発売されたWOXは、酸素水がブームになった後に登場します。

 二〇〇六年にブームとなった酸素水は、酸素をナノバブル化することによって吸収され

るようにしたものですが、明確な科学的裏付けがあるわけではなく、アメリカなど海外で

の高濃度酸素水に関する「飲んでも血中の酸素濃度は期待どおりには上昇しない」との試

験結果が発表されて、ブームは終息しました。

 酸素並びに酸素水に関して、多くの誤解がある中で酸素に着目、いわば「酸素革命」の

最前線を走るベンチャーの道が容易ではないことは、十分に予想できることです。

 しかし、先駆者としての苦難はあっても、それが逆にメディサイエンス・エスポアの研

究開発の基礎・バックボーンを形づくることにもつながっていきます。




 アメリカの後になった日本の特許

 日本でもアメリカ・中国に遅れること1年後の2022年6月になって、物質特許を取

得しました。2011年の発売から11年目の「快挙」です。

 それは日本でも多くの「酸素水」「高濃度酸素水」が販売されてきた中で、酸素補給水

WOXだけが新規物質として認められた“世界で唯一”の飲む酸素だからです。

 とはいえ、もともとの特許出願日は2015年12月です。なぜ、アメリカより先に日

本での特許が成立しなかったのでしょうか?

 何事にも慎重で時間がかかる日本では、特許にしろ何にしろ、それが画期的なものであ

ればあるほど、新しいものの評価には慎重になる傾向があります。

 確かに酸素が溶存していて、通常の水とはちがう水になっているという結果は出ていて

も、世界で初めてとなると「そんなことができるのか?」という“常識”が、素直な判断

を邪魔するのです。

 そのため、方針を転換して、アメリカでの特許を目指したというわけです。

 理由は特許庁での最初の窓口となった担当者が、WOXが酸素を溶け込ませることによ

ってできた新規物質だということを、よく理解できなかったためでした。

 特許申請を担当した「西澤国際特許事務所」から「日本の前にアメリカでの特許取得を

目指すべきだ」と提案されて、松本社長は頭を抱えたと、当時を振り返っています。

 何しろ、大量な特許関係資料をすべて英語に翻訳して、改めてアメリカで申請し直すこ

とになったからです。

 いわば振り出しにもどったわけですが、研究開発型ベンチャーである同社の今後の展開

を考えれば、英語での資料作成は必要不可欠な作業でもあります。

 事実、アメリカでの特許申請に向けた様々な取り組みが、将来的な世界展開の足掛かり

となるとともに、結果的に日本での特許取得にもつながったわけです。

 回り道を余儀なくされたとはいえ、それもまた、新しいものの研究開発、製造販売に取

り組むベンチャーには付き物のエピソードということです。

 ノーベル賞が認めた酸素の働き

 酸素の重要性を認めたのは、野口英世博士だけではありません。多くの学者・医師が酸

素に注目してきました。

 そんな代表的な学者が1931年、ノーベル生理学・医学賞を受賞したドイツの生理学

者・医師のオットー・ワールブルク博士です。低酸素環境下で腫瘍が発達することを初め

て実証した研究に与えられたものです。

 2019年には、米国のグレッグ・セメンザ氏ら3人の外国人科学者が、酸素の仕組み

に関する研究によって、ノーベル賞を受賞しています。

 3氏は細胞が低酸素を検知し応答する仕組みを発見。生存に欠かせない酸素が不足した

際、細胞がいかに検知・応答しているかを明らかにしています。

 セメンザ氏は1990年代に、細胞の酸素が不足すると、エリスロポエチンというホル

モンを増やすたんぱく質「低酸素誘導因子(HIF)」を発見。他の2人は酸素濃度に応

じてHIFを調整するたんぱく質を発見したことによって、貧血や心血管疾患、がんなど

多くの病気に対する治療法が開発されるようになっています。

 2019年9月、日本でもエリスロポエチンが不足し、重い貧血を引き起こす慢性腎臓

病患者向けに、赤血球を増やして血液が酸素を運ぶ能力を高める薬が承認されました。

 要は、がんをはじめとした病気は低酸素状態になると発症し、悪化します。逆に、酸素

を十分に供給することによって改善するということです。酸素不足が老化を早め、病気の

原因となることも、ノーベル賞が証明しているのです。



 物質特許で一歩近づいたノーベル賞

 世界の科学者が目指す一番の夢は、ノーベル賞を取ることです。そして、ノーベル賞を

取るには、受賞に値する発明・発見という形での研究成果が必要不可欠です。

 その意味では、実際に使える物質特許は、ノーベル賞受賞のための前提条件であり、ノ

ミネートされるための有効な資格ということになります。

 事実、アメリカでの特許取得へのチャレンジは、結果的に多くの“果実”につながって

いくことになります。

 科学の分野では、アメリカには「ネイチャー」や「サイエンス」をはじめ著名な科学誌

の他、多くのグローバルな学会誌があります。学会での研究論文はもちろん、ノーベル賞

を筆頭に著名な賞のノミネートも、英語の論文が原則です。

「物質特許を取ることは科学者としての私の夢でした。その夢は、一度日本で挫折した形

でしたが、諦めずにアメリカでチャレンジして、夢が叶いました。お金も時間もかかりま

したが、将来的な世界展開を考えれば、やはりアメリカでの特許取得が正解でした」

 アメリカでの物質特許取得で、確実にノーベル賞に一歩近づいたからです。






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