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鎮火の神「愛宕神社」はなぜ燃えたのか? その知られざる真相とは!  そこは「新潟アルビレックス」、教育産業「NSGグループ」の拠点だった!

8月9日
読了時間: 7分

鎮火の神「愛宕神社」はなぜ燃えたのか? その知られざる真相とは!

 そこは「新潟アルビレックス」、教育産業「NSGグループ」の拠点だった! 


燃えた「鎮火の神社」


2026年5月、ゴールデンウィーク最終日の夜に、新潟市中央区の古町通二番町で火事があったと、ニュースで知った。


「古町の神社」、しかも「火事」と聞いて、すぐに思い浮かべたのは、愛宕神社と秋葉神社である。両方とも「火の神様」として知られる。


燃えたのは愛宕神社である。本殿は1700年代に増改築されたもので、新潟市の有形文化財に指定されている由緒ある神社である。その本殿が全焼した。


近隣住宅の90代女性が避難する際に転倒して病院に搬送されたというが、命に別状はないと、新聞などで報じられていた。


他にけが人などなかったのは、何よりだが、数日後、訪ねていった現地は、入り口である参道に黄色の規制テープが張られて、鳥居の先はブルーシートに隔てられ、燃え落ちた社殿の姿がない無残な状態になっていた。改めて「何で?」という思いが湧いてきたものである。


新聞などのメディアに、愛宕神社の権禰誼が対応していたが、肝心の宮司は表には出て来ない。新潟にいなかったのか、他のビジネスが忙しかったのか、何しろ火の神様だからバツが悪い、たぶん出たくはなかったはずだ。


メディア対応を行った権禰誼は「お祭神は火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)、火の神様。防火、鎮火ということでお守りしている神様。残念ながら、私どももそれが痛恨」と、新聞などで語っている。


その愛宕神社の宮司こそ、新潟を代表する経営者「NSGグループ」会長の池田弘氏である。10数年前、初めて会った池田氏は、明治期に渋沢栄一翁がおよそ1万社の企業、団体をつくったことから、新潟に100社以上の企業・団体をつくりたいと語っていた。


筆者は、当時「渋沢記念財団」最長老の「栄養食」関誠三郎会長に頼まれて『会社の品格は渋沢栄一から学んだ』(出版文化社)を出していたこともあって、少しは期待していたものである。


NSGグループ始まりの地


神社に隣接したビルは、NSGグループ本部になっていて、池田宮司はサッカーなどの「アルビレックス新潟」会長としても知られる。「神様がつくったサッカーチーム」と呼ばれて、話題にもなった。新潟を代表する企業グループ会長・経営者である。


火事の原因等、続報があるのかと思ったところ、特にない。池田宮司のコメントもないままである。


通常、神社に限らず、全焼する火災が起きたときには、責任者が対応する。


7月19日に起きた酒造「越後鶴亀」の火災でも、その後、関係者へのおわびなどを記した吉田和司社長名の文書がホームページ上で公開されている。


火の神様である愛宕神社の場合はどうなのか。参考までに、3年前(2023年6月15日)、京都・福知山市土師の愛宕神社で、当時、大学生(19歳)だった男性が起こした放火で、本殿等が全焼した際には、玉田佳永宮司が対応している。


新潟・愛宕神社の池田宮司の場合は、健康を害していて、表に出てこれないのかとも思ったが、たぶんそうではないだろう。宮司が出てきては、かえって大事にというか、まさに火災報道の火に油を注ぐことになる。そうした、より都合の悪い事態を避けるため、宮司ではなく、権禰誼が対応したのだと思う。


なにしろ、幼児教育から高校、各種専門学校、大学、大学院をはじめ、いまや美術館、病院、介護福祉施設、ホテル、アパレル、コンサルなどを経営する新潟・福島・東京を拠点にした一大企業グループである。


その「NSGグループ」(NSGホールディングス)は、スタートこそ学校法人「新潟総合学園・国際総合学園」だが、その実態は不動産業だと揶揄する地元関係者もいる。


「地上げ屋」と言われるよりは、体裁は良いが、その表現通り、気がつけば「ここもNSG」「そこもNSG!」「エッ、あそこもNSG?」というのが、新潟の中心地・古町の実情である。


神社仏閣の連続火災


日本の夏も暑いが、日本の酷暑とは異なる熱波が欧米各地を襲っている。地球温暖化を背景に、記録的な熱波で乾燥した草木が燃え、強風で欧州各地で大規模な山火事が発生していると大きなニュースになっている。


身勝手な人間どものやってきた当然の帰結のようにも思うが、火の神様を祭った神社が燃えるというのは、よっぽどのことである。


誰もいないはずの深夜の神社で、なぜ出火したのかという疑問に「私どもは電気もスイッチも消しています。漏電はないと思います」と、愛宕神社の権禰誼は語っていた。


一つ、興味深い報道としては、解散命令が出された統一協会の機関紙的な役割を演じてきた「世界日報デジタル」が、5月26日に「『消えずの火』の聖地が燃えた 憶測呼ぶ神社仏閣の連続火災」との記事にしている。


5月20日に、広島県廿日市市・宮島の真言宗大聖院「不消霊火堂」が全焼したことを受けたもので「今年に入ってから須賀神社(福岡県)、法蓮寺と宝塔寺(愛媛県)、正琳寺(山口県)、大法寺と蓮照寺(富山県)、宇流冨志禰(うるふしね)神社(三重県)、古町愛宕神社(新潟県)、そして今回の宮島・不消霊火堂と、由緒ある神社仏閣の火災が9件も立て続けに起きている」ということである。


もっとも、消防庁の統計によると、神社・仏閣の火災件数自体は、近年おおむね年間60件前後で推移しているとのことだから、統計上、急増というわけではないようである。


火の神様から学問の神へ?


410年以上の歴史がある京都府福知山の愛宕神社では、火災後、再建に向け、多額の寄付を募った他、クラウドファンディングで5500万円が集まったという。


元の規模の6割程度の建物になるということだが、2026年7月25日、無事、地鎮祭が行われて、ヤフーニュースなどで報じられていた。


新潟の愛宕神社のほうは、その後、特に続報もなく、原因不明のままである。現在、社殿は跡形もなく重機による撤去・地ならし作業が行われている。


表に出て来ない池田宮司にとって、放火ならまだしも、火の神様を祭った神社が燃えること自体がナンセンスである。一体、愛宕神社で何が起きていたのか。


火のないところに、煙は立たないというが「ウエルネス@タイムス」にも、地元・新潟のメディアでは報じられない“真相”について書いて下さいとの声が寄せられている。


「ここだけの話」と前置きして、近隣住人の声を教えてくれた。


近くに住む住人に火事見舞いの電話をかけたところ「不思議なことに、本来なら類焼していて不思議ではないのに、家との境の壁のところで火は消えてました」とのことだ。


近隣住人が口を揃えて語る火災の原因(?)もまた、興味深い。


「もともと火の神様の愛宕神社で、いつの間にか学習塾を始めて、ビジネスの都合で、学問の神様に変えたため、神様が怒って火事になった。要は、バチが当たった」というのが、その結論である。なるほど。


そう考えると「越後鶴亀」の火災では、少なくとも7棟が焼けたのに対して、全焼した愛宕神社の場合は、NSG本部などが焼けたが、近隣住宅への被害はない。


新潟のメディアは、火事の続報はおろか、そうした真相を伝えることもない。大体が、NSGグループに忖度してか、池田宮司の反省どころか、コメントを求めることもない。


愛宕神社のホームページ等も、火災前のままである。


結果、NSGグループの拠点・古町周辺は、夏休みの時期とはいえ、愛宕神社の火災などなかったかのように、ごく普通にアルビレックスのオレンジ色が目立ち、系列のコンピュータ・デザイン専門学校、アニメ・マンガ専門学校、調理製菓専門学校、音楽エンタテイメント専門学校などの生徒らしき若者が行き来している。


もちろん、福知山の愛宕神社のように、寄付を募り、クラウドファンディングなどをしていは、ますます火災自体がクローズアップされて、寝た子を起こすことになる。「触らぬ神に祟りなし」というが、すでに祟り(火事)があった後では、どうなのか。ある意味、興味深いものがある。


結局のところ、再建資金に困っているわけでもなく、やがて愛宕神社の社殿は再建なるのかもしれないが、反省のないままでは、たぶん得られるのはビジネス上の成功のみだろうと思う。

 
 
 

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