フォトギャラリー 「Zepp Diver City」でのヘヴニーズ 御台場そして会津「女白虎隊」中野竹子の最期の地を訪ねてみた!
- vegita974
- 5月6日
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フォトギャラリー 「Zepp Diver City」でのヘヴニーズ
御台場そして会津「女白虎隊」中野竹子の最期の地を訪ねてみた!

2026年3月10日、81年前のその日は戦争中とはいえ、東京大空襲が行われて、10万人以上の市民が亡くなっています。広島・長崎、あるいは沖縄と並ぶ「戦争犯罪」の一つです。
いまも盛んに使われる「リベンジ」(報復・復讐)を続けていれば、現在の日本の平和はありません。昭和天皇が「終戦」、戦争の終わりを世界に宣言して、日本はいまのところ、戦争ばかりの世界で80年以上の平和を実現しています。
3月11日の東日本大震災の記憶はさておき、東京大空襲の悲劇は経験していないとはいえ、浅草小学校入学組の筆者には、忘れられない歴史として折にふれ蘇ります。81年後の3月10日、東京・台場の「Zepp Diver City」での、和の音楽一座「HEAVENESE」(ヘヴニーズ)の「フリーダム・ファイト15」に出かけてきました。
ヘヴニーズ公演はいつもながら、雅びな中に一抹の不安が感じられるように思うのは、幕末等を舞台に日本の歴史をテーマにしているからです。166年前の3月3日、女児の健康を祝う「桃の節句」当日、現在の警視庁正面、皇居前が血に染まりました。水戸浪士が大老・井伊直弼を殺害した「桜田門外の変」です。
およそ260年続いた江戸・太平の世は、ペリーの浦賀来航による諸外国からの開国を求める動きの中で、日本人同士が血で血を争うようになったからです。今回のヘヴニーズは、井伊大老殺害に使われた拳銃との関係から、横浜の豪商・中居屋重兵衛の生き様と、石井氏の小説『逢瀬』(徳間書店)で描かれている横浜「岩亀楼」、そこに舞い降りた絶世の花魁・喜遊の物語を絡めながら、最後は戊辰戦争で散る旧会津藩「娘子軍」(女白虎隊)の中野竹子の自決という悲劇をテーマにしています。
横浜発展の立役者であった中居屋重兵衛は、当時の外国人武器商人と堂々と渡り合い、花魁・喜遊は花魁としての誇りを守るため、金と力で自分のものにしようとする異人に身を任せることを拒んで自害します。彼女の辞世の歌が「露をだに厭(いと)ふ倭(やまと)の女郎花 ふるあめりかに袖はぬらさじ」です。女郎花は秋の七草の一つ「おみなえし」のことです。まるで、花魁・喜遊の悲劇からの命名のようにも思えてきます。
戊辰戦争で活躍した女性では、NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公・新島八重が有名ですが、最新式のスペンサー銃を手に戦った八重に対して、薙刀の名手として知られた中野竹子は、古い日本人の代表ということでしょうか。会津にある彼女の碑によると、22歳で亡くなった彼女の辞世は「もののふの猛き心にくらぶれば 数にも入らぬ我が身ながらも」です。
座長・石井氏の語りと音楽、映像、舞台装置、そして様々なジャンルのゲストがステージを盛り上げて、およそ1000人収容という満員の会場が一つになる光景は、実に感動的です。盛り沢山な内容は3時間にわたる公演ですが、笑いあり、涙あり、しかも勉強になるという、時間を忘れさせる感動のステージになっていました。
毎週日曜日配信の「ヘヴニーズスタイル」も回を重ねて、ますます好調のようで、大手メディアからはわからない世界の動きがわかる、見て楽しめる内容になっているように、「フリーダムファイト」も回を重ねて、様々なジャンルの音楽からダンス、コントすべてが「WE ARE HEAVENESE」として独自のものを提供できていることは、改めて凄いことだと実感しています。次回公演は8月4日、同じ「Zepp Diver City」です。次はどんな「お台場決戦」になるのか、いまから楽しみです。
掲載写真について
フジテレビ本社と結びついたイメージが強いお台場(品川御台場)は、よく知られているように、幕府の江戸湾海防強化の必要性から築造された6基の御台場(砲台)です。現在は、2つの台場が「都立台場公園」として、市民の憩いの場となっています。
3月下旬、桜にはちょっと早い会津・鶴ヶ城には、日本人に混じって、欧米・アジアからの観光客の姿が目立ちます。県道から工場脇の道を少し入った「中野竹子女史殉節の地」には、薙刀を構えた彼女の像と碑がある広場になっています。その彼女の碑は、ひっそりと鎮まっている感じです。
そこは彼女が敗戦の後、自ら命を断った場所です。いまは日本人同士が戦った不幸な過去・歴史の中に、彼女の無念の思いなどがあったとしても、すでに昇華されているということでしょうか、特別に霊的な雰囲気は感じられませんでした。とはいえ、会津のあちこち、例えば彼女の最期の地に至る道には「涙橋」などもあります。そうした歴史の上に、いまの日本があることを改めて考えさせられます。



























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