ウエルネス情報 パスツールの“嘘”を引きずる感染症対策 いまさらながら「コロナと生きる」総集編(續々〃倭詩)
- vegita974
- 10月4日
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ウエルネス情報 パスツールの“嘘”を引きずる感染症対策
いまさらながら「コロナと生きる」総集編(續々〃倭詩)

コロナ変異株「ニンバス」
「夏カゼ」という言葉は、以前からあったが、冷房が当たり前の時代になって、さらに悪質になった印象がある。記録破りの猛暑が続いた2025年夏、すでにインフルエンザが流行期を迎えたとニュースになり、新型コロナウイルス変異株が猛威を振るいつつあると伝えられていた。
9月に、厚生労働省は新型コロナウイルスワクチンの定期接種でオミクロン株の「LP・8・1」と「XEL」に対応した5製品を使用することを決めた、と報じられている。
現在、日本国内で流行する「ニンバス」と呼ばれる変異株(NB・1・8・1)に効果が期待されるという。ニンバスは感染すると「カミソリでノドを切ったような痛み」などの症状があるとかで、世間はまたまたコロナ感染の恐怖に襲われている。
相変わらずのインフルエンザ、感染症そしてワクチン騒動を見ていると、ゴキブリとのほとんど不毛な戦い、清潔を通り越した無菌状態を前提とした抗菌グッズの氾濫などを思い出す。そこには、不愉快な敵、細菌・ウイルスなどの病原体をやっつければ、敵は一掃されて、病気とも無縁になるといった医学の“常識”が働いているかのようである。
だが、病気は一向に減る気配はなく、人間の種としての弱体化だけが確実に進行していく。そんな状況を打開できるのは、新たな製薬でありワクチンであるとして、新型コロナ騒動は、恐るべき21世紀のパンデミックに仕立て上げられた。
そのコロナは、実際には従来のインフルエンザや肺炎、さらには風呂場での事故死よりも、はるかに少なかったにもかかわらず、恐るべきものとして世界を日本をパニックに陥れた。どこかおかしいが、おかしいのは、いまに始まったことではない。

コロナ感染・ワクチン大国「日本」
新型コロナ感染後の歴史を振り返ると、コロナが世界で問題になっていた2020年7月、英国のBBCなどが「日本だけ、なぜコロナの死者が不思議なほど少ないのか?」と伝えていた。
その日本は、新型コロナウイルス感染症対策として、一にも検査、二にも検査というWHO(世界健康機構)の助言を聞かずに、ロックダウンもしない緩い対応を取っていた。
それが一転して、世界ではコロナが終息に向かう中、2022年7月、なぜ日本がコロナ感染、世界最多なのか?
そして、2024年7月、なぜ日本ではコロナの流行が続くのか?
24年12月には、いまや米国を上回る日本のコロナ死者の割合という具合にWHO、コロナ検査、ワクチンに振り回された、その後の変化が伝えられている。
その間、新型コロナ騒動初期から「ウエルネス@タイムス」では、PCR検査をはじめとしたコロナ騒動のナンセンスさをレポート。遺伝子ワクチンを打てば、逆にコロナに感染しやすくなるとの米医学界の論文を紹介するなど、マクロビオティックを基本に、メキシコでの対応事例とともに、コロナ対策に効果があるνG7量子水を推奨しつつ、究極の感染症対策は免疫力であるとレポートしてきた。
だが、いわゆる陰謀論が渦巻く中で、コロナ騒動に警告を発する良識的な反コロナ・ワクチン派の活動は、一定の成果を上げることはあっても、現実には世界の製薬資本に支配された(?)WHO、そして厚生労働省によるワクチン接種が、なお続くように、ワクチン推進派の前にほとんど無力である。

細菌学者パスツールの“呪縛”
思い込みとは恐ろしいというか、困ったものである。
そもそも、コロナをはじめとした感染症対策について、どこから間違ったのか? と考えたときに、昔、教科書で習ったフランスの細菌学者ルイ・パスツールに行き当たる。
教科書で習ったことが、いまも正しいわけではないのは、よくある話だが、細菌学者パスツールの偉大な業績については、パスツール研究所に行った友人もいたこともあり、まったく疑うことがなかった。
だが、彼の伝記などを改めて検証すれば、パスツールはなかなか興味深い人物である。
中でも、細菌学という狭い世界の学者かと思っていたら、実は国会議員選挙に二度立候補して、二度落選するというユニークな経歴を持っているとか。
軽薄というか、政治好きの一面があったようで、なかなか狭く偏った政治思想の持ち主であった。何しろ、労働者をまともな人間とは見ておらず、労働者階級が権利を主張するから社会が混乱すると考えていたのだという。
その彼は、労働者と細菌を同一視して、あらゆる病気の原因を細菌にあると考えた。問題の菌を殺せば、病気は治るとの発想のもとに、微生物・細菌を敵視した。
その通りなら文句はないが、当時、パスツールが「病気は体外にある病原体が原因である」と主張したのに対して、異を唱えたのが同じフランスの化学者アントワーヌ・ベシャンで、彼は「病気は体内の微生物に起因する」として、健康であれば発症することはないとして、パスツールの見解に反論した。
しかし、2人の対立は、パスツールの勝利に終わり、ベシャンは医学の歴史から抹殺された。理由は、自らの主張を展開するのに、手段を選ばないパスツールの“政治力”と、ベシャンの指摘内容では医薬産業にとってはビジネスにはならないためである。
現在の医学の考え方の基本をつくったパスツールの細菌理論は、その後150年間世界を支配して、コロナ後の現在に至っている。

パスツールの遺言
自然食品の店「まほろば」主人・宮下周平氏は、コロナ騒動初期から、コロナ及びワクチンを茶番劇として、警告を発してきた一人である。マクロビオティック(玄米菜食)、森下自然医学の森下敬一博士などとの関わりもあり、まほろば創業37年記念として「續々々倭詩」の「コロナと生きる」(総集編)を2021年7月に出している。
表紙に「この先に未来がある!」として「コロナの真実から見えて来る、新しい時代、本当の生き方」と書かれている。
その中で、パスツールとベシャンの対立を紹介している。パスツールの“嘘”について「医学の錯覚と盲信の原因」との一章を割いて「病気は免疫システムの反応である」とのベシャンの理論を説明。世間的には成功したパスツールが、最後に死の床で自らの嘘を認めた遺言について記している。
「我が理論は誤りだった。正当化のため、自ら実験を操作した!」「そして、譫言(うわごと)のように「微生物は何もしない、土壌と地形が全てだ!」と。
だが、現代医療は今日に至るまで、パスツールの考え方を中心に進められてきた。
「医は仁術」の時代から「医は算術」の時代はまだまだ続く。今後ますます、医療費の増大が国家財政の負担になる中、そろそろパスツールの“呪縛”を解くべき時期ではないのだろうか。







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