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「ウエルネス@タイムス」第51号 ヘッドライン

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 2025年11月20日(木)は、世界に先駆けて、日本でフランスのボジョレー・ヌーボーが解禁になります。

 ひと頃の熱狂など、すっかり冷めているようにも思いますが、いまではすっかりワインは日本の食卓になじんで、日本産のワインも全国各地でつくられています。

 ボジョレーと並んで、日本ワインのヌーボーも登場していて、いわゆるワインブームもすっかり落ちついているということでしょうか。

 ボジョレー解禁の後は、クリスマスそして忘年会シーズンがやってきます。

 最近の若者のお酒離れが進行し、いわゆる「飲みニケーション」も敬遠されて、宴会も減っている中でも、少しはお酒を飲む機会が増える季節です。

 アルコール依存症は論外として、世間的にはお酒は「百薬の長」です。

 その由来は中国の歴史書『漢書』の「食貨志(第四下)」にある「塩は食肴の将、酒は百薬の長、嘉会の好、鉄は田農の本」との一節から来ているということです。

 つまり、適量のお酒は、どんな薬よりも効果があるというもので「嘉会の好」とは、めでたい集まりには欠かせないものとの意味です。

「嘉会の好」など、改めて調べないと、普通は出てこないので、一つ勉強になりました。

 もう一つ勉強になったのが、実はネットには出て来ない「百薬の長」の意味について、今号に登場している「真向法協会」の佐藤康彦会長があるお坊さんの本に書いてあったとの情報でした。

 それによると、お酒には様々な場面での機会がありますが、悲しいときの酒、楽しいときの酒、大きく分けて2つあります。悲しいときの酒はシクシク、楽しいときの酒はハハハハハ。要するに、シクシク4×9=36、ハハ8×8=64で、36+64=100になるというわけです。

 単なるダジャレの類でしかありませんが、喜怒哀楽、悲喜交々、そこにお酒があるかないかは大きなちがいです。下戸の人には申し訳ない気分ですが、まさに酒あってこその人生です。

 悲しくともお酒を飲めば楽しくハッピーになります。楽しければ、ますますハッピーが倍加します。

 百薬の長は『漢書』では「嘉会の好」ですが、いわゆる故事金言の解説などでは「されど万病のもと」との言葉が続いたりしているようです。飲みすぎれば、確かにその通りの結果が待ってます。

 ほどほどに、楽しいお酒とのつきあいができれば、酒は百薬の長であり、そのまま英語での表現「良いワインは良い血をつくる」ということになるはずです。

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「ウエルネス」とは、私たちが暮らす世界を健全で、より良き状態を維持するために、必

要とされる普遍的な価値であり、目標とすべき考え方・生き方です。

 もともと「ウエルネス」Wellnessは、英語の形容詞Well(良く、健康な)

に、名詞を表すnessからできています。一般的には健康な社会生活を送るため、食生

活の改善や適度な運動などを、総合的に取り入れた生活スタイルを意味します。

 広義には身体的、精神的な健康に限らず、その基盤となる環境の健康、社会の健康をも

含めた考え方・生き方を言います。

「ウエルネス@タイムス」は、人々の健康・安全とともに、広く世の中の健康・安全に役

立つ情報を、フレキシブルに提供するソーシャル・メディアを目指しています。

                      ひとりシンクタンク2010 代表

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