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「ウエルネス@タイムス」第50号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第50号 ヘッドライン 2015年9月11日、東京・池袋サンシャイン近くの路上で“暴漢”に襲われた。 社会派ジャーナリストという仕事柄、常に命の危険を心配され、何かある度に「いつかそんなことがあるぞ!」と、ずいぶん前から警告されていた。 その日、酒が入っていたとはいえ、いつもとは違う気配を感じて、信号が点滅を始めた横断歩道を急いだ。 暴漢を振り切るつもりが、一瞬、遅かった。気がつけば、前歯を4本折っていた。 特に、痛みがないのが不思議だったが、万事休す! たまたま居合わせた通行人から「救急車、呼びますか?」と言われたが「大丈夫です」 と振り切って、ホテルにもどった。 だが、鏡に映った顔は、鼻筋から血が出ていて、何とも汚い顔になっていた。 その日は、米同時多発テロから24年後の9月11日である。 テロの被害にあったかのような筆者の顔は、今年の6月、X(旧ツイッター)で、酸素吸入装置を装着した衝撃の画像をアップしていた原口一博衆院議員の姿を彷彿とさせる。 ネットで話題になった映像である。...
vegita974
10月4日読了時間: 3分


東大・京大などで「究極の解答公開」講座を開いた“名無しの老人” 日本語の一人称にまつわる不思議な話とは?
東大・京大などで「究極の解答公開」講座を開いた“名無しの老人” 日本語の一人称にまつわる不思議な話とは? あるフィクサーに誘われて 30年ほど前、1990年代末のことだが、肩書・経歴不詳の「おっさん」と呼ばれた名無しの老人による「哲学講座」、正確には「究極の実能・解答公開」講座に参加したことがある。実能と書いて「じったい」と読む。 1997年11月、東京・葛飾にある「明志塾水元学舎」で1泊2日の合宿講座が開催された。明志塾水元学舎とはパチンコ大手「ダイナムグループ」の佐藤洋治会長(当時)が主宰していた研修団体、研修施設・道場である。 講座に参加することになった、もともとのきっかけは、政財界並びに出版界のフィクサー・F氏(3つの名前を持っていた)からの紹介だったと思う。 当日の部屋割り表が残っていて、見るとF氏と懇意にしていた量子波動関連のT氏、日本におけるマクロビオティックの拠点「日本CI協会」のH氏などの名前が見える。 佐藤氏はマクロビオティック指導者・久司道夫氏のボストンツアーに参加していることから、いわゆる玄米菜食を能力開
vegita974
10月4日読了時間: 9分


SMAP中居正広もサントリー新浪剛史も、どこで間違ったのか? 「危機管理の時代」一家に一冊『危機管理広報大全』を!?
SMAP中居正広もサントリー新浪剛史も、どこで間違ったのか? 「危機管理の時代」一家に一冊『危機管理広報大全』を!? 7人の敵がいる? 東京・内幸町の「日本プレスセンター」で行われた山見博康氏の著書『危機管理広報大全』(自由国民社)の出版記念会に出席したのは、一年近く前の2024年11月のことである。出版記念会の報告を兼ねて、同書に関するレポートを書かなければと思いながらついタイミングを逸して、今日に至ってしまった。 しかし、戦争の続く世界はさておき、日本社会に目を向ければ、相変わらず低レベルの様々な“危機”が、世間並びにメディアを騒がせている。その意味では、危機管理はいまなおホットな話題である。 そんな一つ、ジャニーズスキャンダルに連なるSMAP中居正広氏の女性トラブルもサントリー新浪剛史氏も、どこで間違ったのかが、何かと気にかかる。 中居問題はフジテレビそのものを揺るがすほどの問題に発展して、新浪氏はローソン等での昔の行状が暴かれる経営者失格の事態を招いている。 その昔、男は「外を出れば7人の敵」と言われた。そんな小説もあった
vegita974
10月4日読了時間: 9分


失敗は成功の元、そして「ライオン歯磨」大成功へ 「ライオン」創業者・小林富次郎の実像(7)
失敗は成功の元、そして「ライオン歯磨」大成功へ 「ライオン」創業者・小林富次郎の実像(7) 好運始めて循環し来る これまで「ライオン」で出している創業者・小林富次郎氏の小伝などに、越後には多いという「眼病」を患うとの記述を目にしていた。加藤直士著『小林富次郎伝』の「故郷と幼時」の章にも、その記述があり、一時は失明の危機もあって、十分な読み書きも習うことができなかったと、すでに紹介している。 だが、第11章の「好運始めて循環し来る」は、幼時とは別に、すでに事業を始めて上海にも行って、帰国した後のことである。 経済的な余裕もない中、8カ月の間、入院して何とか一眼だけは見えるようになった。 意外な闘病生活は、それこそ、彼の「生涯、最大の試練の時だった」わけである。 そこからの再出発は、まさに「失敗は成功の元」「災い転じて福となす」である。 以下、第11章「好運始めて循環し来る」から、第12章「ライオン歯磨の大成功」へと続く。 * * 第11章「好運始めて循環し来る」...
vegita974
10月4日読了時間: 14分


「ウエルネス@タイムス」第48号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第48号 ヘッドライン 「石の上にも3年」と言われますがウェブメディア「ウエルネス@タイムス」も、3年どころか、今号で4年目の最後です。 アッという間の4年との印象ですが、よく続いたものだと、大袈裟に言えば「自分を褒めてあげたい」そんな気分です。 ジャーナリストを50年以上続けることができて、いまだに現役と見なされ、ときおり著書が出るだけでも貴重だと自分でも思います。 2025年7月7日、東京・北とぴあで開催された「第3回世界平和サミット」に参加した翌日、札幌に飛んで、余市と仁木のワイナリーオーナーを訪ねてきました。 新潟に帰った週末は、仙台の知人に誘われて、南蒲原郡田上町の米農家を訪ね、月半ばは大阪・東京、月末は新川崎という具合で、忙しくあちこち出かけています。 7月の大阪では、声をかけた知人2人が「入院中!」とのことで、改めてベジタリアンは夏に強いと思ったものです。 炎天下、なるべく涼しい顔をして歩き回って、帰宅したときには着替えをした後は、休憩することなく、出かける前の作業や溜まった新聞を整理して、夕方で
vegita974
8月7日読了時間: 3分


「ウエルネス@タイムス」第47号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第47号 ヘッドライン 今回は2025年7月5日、「なぜ予言は外れるのか!?」のレポートを書いているジャーナリストT氏に、原稿をお願いしました。以下、難しいことは小学生に聞くをモットーにしている同氏の「ばらまきと裏金」についです。 * * 6月23日の東京都議選は、予想通り、自民党の記録的な大敗です。30議席から保守系無所属を加えた18議席という結果に、来る参議院選挙の結果が不安視されています。 今回の米騒動での小泉信次郎農相の起用も効果なく、参院選向けに2万円の一時金ばらまきも公明党に押し切られてとはいえ、石破茂首相が前言を覆しての泥船への道です。 自民党支持者からも「止めたら」と言われる中での決定です。しかも、今回の都議選は裏金問題が自民の一番の敗因だとされています。 もっとも、一時金というのは、裏金とどうちがうのでしょうか? 税金の増収分を国民に還元するということのようですが、要は買収工作もできない時代とあって、本来なら裏金を使うべきところ、保守層・浮動
vegita974
7月8日読了時間: 4分


「ウエルネス@タイムス」第46号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第46号 ヘッドライン 最近は日本のどんな地方に行っても、外国人観光客の姿を見ないことはありません。 鹿児島の霧島神宮から講社大祭の案内が届いていたため、5月19日、前日に博多から新幹線を乗り継いで霧島神宮駅まで行き、神宮参道前の温泉宿に泊まってきました。 午前中の博多駅、鹿児島中央行きの新幹線自由席は、かなり混んでいたのですが、何とか3人がけの窓際に座れました。 そこまでは良かったのですが、終点の鹿児島中央駅に着いたとき、ズボンのポケットに手を当てると財布がありません。座席のシート周りにもないため、とりあえず駅員に事情を説明して、名刺を置いてきました。 落とし物はよくあるようで、代わりに忘れ物を調べられるLINEの案内カードを渡されました。そこからも調べられるということですが、もし出てきたら電話で連絡してくれるとのことです。 財布には現金とカードが入っています。バッグには辛うじて郵ちょカードが入っていたのが不幸中の幸いでしたが、地方ではスイカが使えません。博多から温泉宿に電話をして霧島神宮駅からの送迎を頼んで
vegita974
6月3日読了時間: 4分


「ウエルネス@タイムス」第45号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第45号 ヘッドライン 世間はコロナ明けのゴールデンウィークでにぎわっているようですが、ジャーナリズムには日曜日もウィークデーもありません。その言葉通り、毎日を相手にする仕事だからです。 休日でも仕事がある一方、平日でも仕事がなければ、休日のようなもの。“毎日が日曜日”のつもりで臨むか、平日でも“常在戦場”の覚悟で臨むかは、本人の気分次第です。 そんな訳で、世間のゴールデンウィークを横目に、特に予定などなければ、家でジッとして過ごして、気が向けば作家・坂口安吾が遊んだ海など、近隣に散歩に出る程度です。 その代わりというわけでもありませんが、4月上旬、仕事を兼ねて、阿賀野川沿いの咲花温泉に2泊してきました。広い貸し切り露天風呂を満喫した温泉滞在は、たまたま雨模様でもあり、仕事がはかどったのは何よりです。 雨も上がった4月最初の土曜日は、桜が咲き始めて、絶好の行楽日和です。 帰り道、咲花駅に向かう線路脇にミニパトカーが止まっていたので、何かと思って見上げると、線路脇でカメラマンが写真を撮るために屯していました。斜面
vegita974
5月5日読了時間: 4分


「ウエルネス@タイムス」第43号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第43号 ヘッドライン 人生、何があるかわかりません。 2025年2月18日、羽田空港を飛び立って、インドに行ってきました。 70歳過ぎて、初めてというインドへの一人旅です。「帰ってこれないんじゃない?」と心配(?)する人、「わっ! インドまた行きたいな」という人、自分の痛い体験から 「正露丸を持っていったほうがいい」とアドバイスをくれた人など、いろんなインド体験があります。 もともと、インドに行くことになったのは、新年に浜田和幸氏(元参議院議員)から届いたメールが発端です。 インド初の「ジャパンエキスポ2025」が開催されることになり、彼が実行委員長を拝命したとのことで「インドに行く機会があれば、2月にお会いしましょう」との内容でした。 多くの著書を持つ浜田氏は、ノストラダムスの研究家でもあり、近く「ノストラダムスの予言と今日の世界情勢」に関する著書を出すそうです。そのノストラダムスは「2025年にはインドが世界を動かす」との予言も書き残しているとのことです(※インドから帰国後の2月末、浜田氏から72冊目
vegita974
3月7日読了時間: 4分


「ウエルネス@タイムス」第42号 ヘッドライン
「ウエルネス@タイムス」第42号 ヘッドライン 今回は詩人・H氏にエッセイをお願いしてみました。以下、届いたものです。 * * 2025年1月、天理の「奈良芸術短期大学」広報部を訪ねたときのことだ。 旅をすれば、時に風の便りが届く。そこで聞いたのが、今春就航予定のクルーズ船「飛鳥Ⅲ」船内に展示する作品を公募した「アート公募展」で、新潟出身の木村直広氏がグランプリに輝いたという。副賞300万円はさておき、2年間、クルーズ船内に飾られ、世界をめぐって、最後はオークションにかけられるとか。 驚くとともに「やっと本格デビューか!」と思ったものだ。 というのも、7年前の夏、まだ元気だった「新潟美術学園」学園長の長谷川朝子さんに「見て!」と言われたのが、同ギャラリーで開催されていた「木村直広個展」であった。 若い才能を寿ぎ、大海を泳ぐウミガメのように「就職する前に、パリ・ニューヨーク に行け」と、木村氏に贈ったのが、以下の詩「還る場所」だからである。 自らの才能を信じて 空に飛び立つのか
vegita974
2月5日読了時間: 4分
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